コラム
タグ・ホイヤー
- 2019.03.08
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タグ・ホイヤーの歴史
「タグ・ホイヤー」の腕時計は、ロレックスやオメガと並ぶ高級時計メーカーです。
高級時計の中では比較的リーズナブルな価格帯のものが多く、10万円台から購入できるという買い求めやすさから「高級時計の入門モデル」、「高級時計初心者向け」などと評されます。
リーズナブルでありながら、他の高級時計にも負けない機能性とデザインで沢山の人々を魅了する「タグ・ホイヤー」。
今回はそんなタグ・ホイヤーの歴史についてお話したいと思います。
150年以上の歴史を持つ「タグ・ホイヤー」は1860年、ドイツ系スイス人のエドワード・ホイヤーが二十歳の時に、スイス、ジュラ山脈のサンティミエに「エドワード・ホイヤー・ウォッチ」を設立したことから始まります。
設立当初から、スポーツ用のストップウォッチやクロノグラフの開発を手掛け、力を入れてきました。
1869年に特殊なリューズ式ポケットウォッチの開発で特許を取得するという、幸先の良いスタートを切ります。
1976年イギリスのロンドンに支社を設立。
1882年には盛んになり始めていたモータースポーツに注目し、クロノグラフの特許を取得。クロノグラフが導入された懐中時計を発表。
1887年クロノグラフ分野の改善を行ない、機械式クロノグラフのための「振動ピニオン」を発明、特許を取得。
1889年のパリ万博では、世界初のスプリット機能付きポケット・クロノグラフを発表して、見事に銀賞を受賞します。
同年にポケットウォッチ用の防水ケースの特許も取得。
1911年にダッシュボードクロノグラフの「タイム・オブ・トリップ」を発表。
自動車と航空機向けに設計されたもので、その名のとおり、ダッシュボードに設置するために作られた時計です。
1920年にはアントワープオリンピックで初めて公式時計を担当するようになります。
その後、1924年のパリ、1928年のアムステルダムと3大会連続でオリンピック競技の公式サプライヤーを務めました。
1933年、高性能なダッシュボードクロノグラフ「オータヴィア」を発表。
1963年には自動車レースの「カレラ・パンアメリカーナ」に強いインスピレーションを受け、手巻きクロノグラフの「カレラ」を発表。
1970年代に入ると、F1の名門フェラーリチームのスポンサーとして、公式のタイムキーパーを担当しました。
この頃、当時のホイヤー社もクオーツショックのあおりを受け、経営の危機にさらされました。
1982年には同じくスイスの高級時計メーカーである「ピアジェ」の傘下に入り、4代目ジャック・W・ホイヤー氏が社長から退任し、創業者一族の経営が途絶えます。
1985年、ピアジェの傘下から離れ、TAGグループから資金援助を受けて、現在の「タグ・ホイヤー」へと社名を変更しました。
その後、1999年にはTAGグループを離れ、フランス・パリに拠点を置く世界最大のファッション企業グループであるLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の傘下に入りました。
創業当初から素晴らしい技術力を持ち、憧れの高級時計メーカーへの道を着々と進んできた「タグ・ホイヤー」。
今も勿論、その人気は衰えることなく続いています。
最近では、スマートウォッチ業界にいち早く参戦するなど、新しい事へのチャレンジを続けています。
「タグ・ホイヤー」のお手放しをお考えの方は、是非当店にご相談ください。
高価買取させていただきます。
タグ・ホイヤー モデル一例
カレラ
1963年に世界で最も危険と言われるモーターレース「カレラ・パンアメリカーナ」にインスピレーションを受けて誕生したクロノグラフ搭載腕時計。
タグ・ホイヤーの大定番モデルで、豊富なバリエーションが用意されている。
カレラ・キャリバー1887 クロノグラフ
巻き上げ効率を格段にアップさせた改良型。
キャリバー1887を搭載。
カレラ・キャリバー6 クロノメーター
ヴィンテージ感あふれるモデル。
文字盤と裏蓋にヴィンテージロゴが使用されている。
カレラ・キャリバー5・デイデイト
シンプルでカレラ本来のスポーティさにエレガントなデザインを加味したモデル。
デイデイト表示の実用性も兼ね備えている。
カレラ・キャリバー・ホイヤー01
ブラックのスケルトン文字盤が特徴のモデル。
カレラ・ヘリテージ
タグ・ホイヤーのヴィンテージモデル。
時計自体の性能はもちろん、最新鋭の技術が詰まっているが、ケースや雰囲気がレトロなイメージのシリーズ。
グランドカレラ
GTカーに着想を得て誕生したカレラのプレミアムモデル。
視認性だけでなく、デザインにも徹底したこだわりが込められている。
アクアレーサー
1982年に誕生。
1895年に懐中時計用の防水ケースで特許を取得したタグ・ホイヤーが送り出した本格的なダイバーズウォッチ。
あらゆるマリンスポーツに求められる精密さを目指して設計されたスポーツウォッチ。
モナコ
スクエアケースを備えた世界初の防水時計として、1969年に誕生。
世界3大カーレースと言われるモナコグランプリに敬意を表し、究極の美しさを備えたクロノグラフを発表。
世界初の自動巻きクロノムーブ「キャリバー11」を世界初のスクエア型の防水ケースに搭載。
フォーミュラ1
1985年から続くマクラーレンを筆頭に、F1とタグ・ホイヤーの長年にわたる強い絆から誕生したモデル。
タフでカジュアルなスポーツウォッチ。
オータヴィア
1933年にダッシュボードクロノグラフとして誕生し、1962年にクロノグラフ腕時計として登場。
2016年に行われた一般の時計ファンが参加できるキャンペーンにより復刻モデルが発売されました。
リンク
故アイルトン・セナが愛用していた「S/el」(セル)シリーズの進化系として開発されたモデル。
1987年に発売されたシリーズで採用された、S字のリンクブレスレットが名前の由来。
スポーティかつエレガントなデザインが特徴です。
モンツァ
イタリアにあるサーキット場から名付けられたモデル。
1976年にフェラーリの人気ドライバー「ニキ・ラウダ」が優勝したことを祝い、設計されました。
コネクテッド
タグ・ホイヤー初のスマートウォッチ。
卓越した時計製造技術と最先端の技術革新とが融合したモデル。
全国1000店舗以上 安心・信頼の買取専門店おたからや目黒店
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