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コラム

ヴァシュロン・コンスタンタン

  • 2019.01.09
  • カテゴリ:

ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史

 

ヴァシュロン・コンスタンタンは最高峰の時計ブランドということもあり高額買取アイテムの1つです。

 

1755年9月17日、時計産業が盛り上がりを見せていたスイスのジュネーブにて、小さな時計工房が創業されました。

 

創業者はジャン=マルク・ヴァシュロン。

これが後に「世界3大高級時計ブランド」の一つに数えられる、ヴァシュロン・コンスタンタンの始まりです。

 

創業から260年以上という、とてつもなく長い歴史を持つ世界最古の時計メーカーと言われています。

ただ歴史が長いだけではなく、「パテック・フィリップ」、「オーデマ・ピゲ」と並んで世界3大時計ブランドと称される、名実ともに最高峰の時計メゾンです。

 

フランス語読みの「ヴァシュロン・コンスタンタン」が一般的とされていますが、ドイツ語読みでは「バセロン・コンスタンチン」と発音するそうです。

 

創業と同じ1755年、当時24歳だったジャン=マルク・ヴァシュロンが制作した懐中時計は、アラベスク装飾を施した美しいムーブメントが搭載されていたと言われています。

また、エナメル装飾が施されるなどの「宝飾時計」も次々に作られ、スイスを中心にヨーロッパ中の貴族や王族にもヴァシュロンの作る時計は愛用されたのだそうです。

美的感覚に優れた芸術的なヴァシュロン・コンスタンタンの時計作りは、260年前のこの時からの伝統なのですね。

 

そしてその優れた技術と美意識は息子のアブラハムと孫のジャック・バルテルミーに脈々と受け継がれます。

1785年には息子のアブラハムが事業の指揮をとり、10年に及んだフランス革命による危機を乗り越えます。

1790年に開発された複雑時計は、美しく彫刻された文字盤に、日付と曜日を表示する小さなダイヤルが付いており、当時はとても珍しいものだったそうです。

 

1805年にジャン=マルク・ヴァシュロンが亡くなり、1801年に孫であるジャック・バルテルミーが会社を継ぎます。

ジャック・バルテルミーはフランスとイタリアへの輸出を開始して、事業を拡大するとともに、王族や貴族など上流階級の顧客を獲得していきます。

そしてジャック・バルテルミーはイタリアで運命的な人物と出会います。

別ブランドの時計を売り込むために来ていたフランソワ・コンスタンタンです。

そのビジネスセンスに惚れ込んだジャック・バルテルミーは1819年にフランソワ・コンスタンタンを共同経営者として招き入れます。

こうして社名も「ヴァシュロン・コンスタンタン」に変更されました。

 

フランソワ・コンスタンタンはフランスやイタリア、アメリカ、メキシコ、キューバからアジアに至るまで世界各国を行商。

類まれなるビジネスセンスで、瞬く間に「ヴァシュロン・コンスタンタン」を国際的なブランドへと成長させました。

 

1839年には時計職人で発明家でもあったジョルジュ=オーギュスト・レショーを雇いパンタグラフを始めとする製造効率とクオリティを高めるいくつもの工作機械を発明。

様々な時計部品を、高い精度で複製することが可能になりました。

これによって時計製造は工業化の時代に突入し、ジョルジュ=オーギュスト・レショーは1844年にジュネーブ芸術協会から金メダルを受賞しました。

 

創業者ジャン=マルク・ヴァシュロンに、フランソワ・コンスタンタン、ジョルジュ=オーギュスト・レショーの両氏を含めた3人が、「ヴァシュロン・コンスタンタン」を世界最高峰のメゾンへと成長させた立役者として語られています。

 

1875年、それまでのアトリエに代わる新社屋が、ローヌ川の中州ケ・ド・リルに完成します。

この建物は当時の姿のまま、現在もブティックと遺産管理室などに使われ、一度も途切れずにジュネーブで時計制作を続けるメゾンの歴史を象徴しています。

 

「ヴァシュロン・コンスタンタン」のシンボルマークといえば、「マルタ十字」のロゴですよね。

マルタクロスとも呼ばれる「ヴァシュロン・コンスタンタン」のロゴは、1880年に商標登録されました。

キリスト教の騎士修道会、聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)が掲げたとされるマークで、4つの扇形紋章を結合させた8つの角が特徴です。

「ヴァシュロン・コンスタンタン」は香箱のカバーにかつてつけられていた部品のデザインと似ていたことから、マルタ十字のロゴを採用したそうです。

ブランドを象徴するシンボルマークとして、時計の文字盤はもちろん、ラグやリューズなどにも用いられています。

 

1901年「ヴァシュロン・コンスタンタン」のムーブメント(キャリバー)が初めてジュネーブシールの認定を受けます。

ジュネーブシールとは、スイス政府およびジュネーブ州による基準に基づいた品質規定を証明する物であり、時計がジュネーブの職人によって作られ、高い品質や精度を有している証でもあります。

 

1912年には「ヴァシュロン・コンスタンタン」初の腕時計が発表されます。

 

1936年、創業者の血筋をもつチャールズ・コンスタンタンが社長に就任。

ジャガー・ルクルト社と業務提携をし、工業製品商事株式会社(SAPIC)が設立されました。

世界大恐慌のなかであっても、品質を落とすことのなかった「ヴァシュロン・コンスタンタン」は1930年代から高級時計会社として、「パテック・フィリップ」と並ぶことになりました。

 

1940年、ジョルジュ・ケトラーがチャールズ・コンスタンタンから大部分の株式を買い取り、119年に及ぶ家族経営が幕を閉じます。

ジョルジュ・ケトラーは第二次世界大戦中も会社を守り抜きます。

 

1969年にジョルジュ・ケトラーが亡くなると、息子のジャックが会社を引き継ぎます。

 

1979年には、職人が6000時間を費やし、さらに宝石商たちが20カ月を費やして130カラットにもなる118個のエメラルドカット・ダイヤモンドをはめ込んだ「カリスタ」を発表。

世界で最も高価で複雑な腕時計の1つとなりました。

 

1996年にリシュモングループが「ヴァシュロン・コンスタンタン」社の株をほぼ買い占め、グループの傘下に入ります。

 

3世紀もの長い歴史を持つ「ヴァシュロン・コンスタンタン」。

複雑な機能と美しさが融合する「ヴァシュロン・コンスタンタン」にはあらゆる時代をくぐり抜け、長い歴史を経てきたこのブランドにしか出せない崇高な雰囲気があります。

これからも、長い歴史による卓越した技術と挑戦によって、魅力的な時計が誕生することでしょう。

 

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