コラム
Louis Vuitton
- 2018.10.10
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目次
ルイ・ヴィトン歴史
ルイ・ヴィトンは1821年にスイスと国境を接する
フランス北部のフランシュ・コンテ地方アンシェイ村で
製材所を経営していた家庭に生まれました。
10歳の時に母親が亡くなり、翌年に父親が再婚した事が
その後のルイ・ヴィトンの人生に大きな変化をもたらすことになります。
義母との不仲が原因で、家出同然で実家を飛び出しました。
ある時は馬屋番になり、またある時は食堂で働きいろいろな仕事をしながら
旅をしていました。彼が最も好んだ仕事は幼少期から慣れ親しんだ木の仕事でした。
雑木林を間伐する仕事があれば、パリまで遠回りをすることになったとしても
そちらに向かい、木々の種類を覚えることを何よりの楽しみにしていたようです。
樫、桜、ぶな、くましで、ポプラ、栗といった木の利用法を学びながら旅を続け
16歳の時に徒歩でパリに到着しました。
1837年オペラ座の近くカプシーヌ大通り、フォーブール サン トレノで
レイティエ・アンバルール【荷造り用木箱製造職人兼荷造り職】マレシャル氏のもと、見習いとなり働きまじめました。
貴族が使う高価な衣装を入れるためのポプラ製品の木箱を自分達で設計し作りました。
ルイ・ヴィトンは、驚くほどの速さですぐに熟練した腕を持つようになります。
当時のフランス貴族、女性のスカートは「クリノン」と呼ばれる張網で広げたものが流行でした。そのため貴族達の旅行の際にはこれらの衣裳を収納する専門家が必要で
それらを収納し持ち運ぶ為の木箱が必要となり、製造・荷造りの専門家が登場していたのです。
マレシャル氏のもとで17年間働き、
「荷造り木箱製造職人兼荷造り職人」としての実力と実績を確実に積み上げていった
ルイ・ヴィトンはいつしか
フランス皇室からの注文を受けるようになりました。
当時のフランスは、舞踏会やパーティー、旅行が頻繁に行われるようになったため
有名な「荷造り木箱製造職人兼荷造り職人」が大変重宝され注文が殺到するようになりました。
マレシャル氏と、忠実な部下ルイ・ヴィトンはエリゼ宮へ定期的に呼ばれるようになり、
やがて、皇后の衣裳の梱包・製作をルイにのみ任せるようになったのです。
1854年ルイ・ヴィトン33歳の時にイミリー・クレマンス・パリオーと結婚をします。
この時にはマレシャルは自分の年齢もあり引退を考えていました。
この年、ルイ・ヴィトンは妻と2人で考え抜いた末、ヴァンドーム広場の近くヌーヴ・デ・カプシーヌ通り4番地に
世界初、旅行鞄のアトリエ。ルイ・ヴィトンを設立したのです。
開店して数日後、自作のトランクを発表しました。
ここから製造業者ルイ・ヴィトンとしての歴史の第一歩を踏み出したのでした。
ジャポニズムが大きな影響を与えたモノグラム
ルイ・ヴィトンといえば、ほとんどの方の頭に浮かぶのがモノグラムモチーフ。
実はこのモノグラム誕生には1878年にパリで行われた国際博覧会がとても大きな影響を与えたのです。
ここには日本も参加をしており
緑の美しい日本庭園や工芸品など日本独自の美しく繊細な文化がありました。
ヨーロッパでは今まで目にしたことのない日本文化に
皆がたちまち虜になりました。
ここで「ジャポニズム」という、日本ブームが始まったのです。
そして、そのジャポニズムはルイ・ヴィトン製品にも大きな影響を与えました。
1896年2代目を継いだジョルジュ・ヴィトンが新作として発表したのが
日本の家紋をモチーフにした「モノグラム」です。
こちらは創業者ルイ・ヴィトン氏のLとV・星と花を組み合わせています。
このパターンはつねに製品に対して正対になるようになっており
イニシャルが途中で切れてしまわないよう、細心の注意が払われています。
発売当時のモノグラムモチーフはなんと、職人の手により
一つ一つ手書きで作業を施されていました。
こういった伝統的なノウハウをもとに
キャンバスの表面にはコーティングやプリントなどの加工が丁寧に施されていて
職人技により完璧に仕上げられています。
1959年に登場し現在に至るモノグラムキャンパスは軽くて柔軟で耐久性があり、なおかつ完全な防水性も備えています。表面に傷がつきにくい性質を持っていることも
今に至る人気の理由ですね。
ルイ・ヴィトン モノグラム リポーターPM M45254
サイズ:W28cm×H21cm×D11cm
名前の由来はTVリポーター。常に忙しくタイムリーに動いている
彼らが持つバッグをモノグラムで表現したバッグです。
大きな収納部が2つに仕切られていて大変機能的です。
買取相場(2018年9月現在)
評価Sランク ~100,000円
評価Aランク ~90,000円
評価Bランク ~56,000円
評価Cランク ~34,000円
キーポル・バンドリエール55 M41414
キーポルは1930年代に軽くて機能的な新しいタイプのトラベルバッグ、ボストンバッグとして生まれました。
柔らかいコットン素材で、もともとはスーツケースの底に折りたたんで収納できる予備用のバッグとして使われていました。
「Tientout」ティアントという名称で発売されましたが、後に「Keepall」(全て収納する)に改名されました。
モノグラム・キャンパスで作られてからはトラベルバッグして使われるようになり
現代のトラベルバッグの先駆けでもあります。
肩に掛けて楽に持ち運べるストラップ付きのキーポル・バンドリエールは
歩いての移動や電車、バス、新幹線など乗り降りが多くなる旅行に最適に使うことができます。ショルダーの調節も可能ですので男女問わず好まれています。
なんと言っても魅力は「両手が空く」こと。
小さなお子様を連れてのお出かけでも、手を放してしまう不安を解消できますよね。
買取相場(2018年9月現在)
評価Sランク ~115,000円
評価Aランク ~100,000円
評価Bランク ~71,000円
評価Cランク ~43,000円
キーポル・バンドリエール50
買取相場(2018年9月現在)
評価Sランク ~112,000円
評価Aランク ~102,000円
評価Bランク ~73,000円
評価Cランク ~44,000円
キーポル・バンドリエール55
買取相場(2018年9月現在)
評価Sランク ~120,000円
評価Aランク ~105,000円
評価Bランク ~75,000円
評価Cランク ~45,000円
キーポル・バンドリエール60
買取相場(2018年9月現在)
評価Sランク ~122,000円
評価Aランク ~107,000円
評価Bランク ~76,000円
評価Cランク ~45,000円
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