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コラム

エルメス

  • 2018.11.14
  • カテゴリ:

エルメス歴史

 

今回は女性の永遠の憧れエルメスについて書かせていただきます。

 

エルメスといえば、素材のクオリティやデザイン性が高く、女性が憧れる

上品なラグジュアリーブランドの代表のイメージですよね。

エルメスの歴史は大変長く、5代に続き170年近くにわたります。

ティエリー・エルメスの生い立ちは、あまり多くは語られていませんが15歳になるまでに両親や兄弟が病死したため孤児として育ったそうです。

自分にとってかけがえのない存在の人たちを失ってしまうという悲しみは、図り知れないものだったに違いません。

 

当時、ナポレオン全盛期の中、ティエリー・エルメスはパリからノルマンディに移り住み、ハーネス製品を学びます。

そして、1837年にパリに戻り、マドレーヌ地区バス・デュ・ランパール通りに馬具店をオープンしました。

馬の鞍とハーネス職人としてパリのランパール通りにかまえた「エルメス」という馬具工房だったのです。

この時代はまだ自動車や鉄道というものがなく、唯一の交通手段として馬が用いられていました。

当時の馬が引いて走る馬車は、今でいう車と同じ存在でした。

車輪や馬の数、全体を装飾するための馬具・装飾の存在がとても重要視される時代でもあったのです。

 

パリのランバール通りに工房をかまえていた、ティエリー・エルメスの作る馬具は機能性も高く、とても美しいものでした。

良いものを生み出していく腕と技は次第に噂となり、ティエリー・エルメスの鞍を引く馬は、憧れの眼差しで見られる存在になっていったのです。

 

素晴らしい馬具職人の噂はそのうちに皇室の目にとまり、エルメスは皇帝御用達の馬具職人になりました。

また、万国博覧会で出品をした鞍が銀賞を獲得したということもあり、エルメスは最高峰の馬具を取り扱うブランドとして一気に知名度を高めていったのです。

 

2代目のシャルル・エミール・エルメスの時代はパリ万博に出品した鞍が金賞を獲得しました。

エルメスの名前はフランスだけではなく、ヨーロッパ全土に渡り各地の上流階級がエルメスの顧客となっていったのです。

そして、1879年に現在のエルメス本店が有るフォーブル・サントレノ24番地に場所を移しました。

1900年に入ると順風満帆に見えていたエルメスにも時代の流れが襲いかかります。

自動車の登場です。

自動車はガソリンさえ入れればどこまでも走ってくれます。

上流階級の移動手段が馬から車に変わっていくことによってエルメスの馬具工房の存在そのものが危機に瀕してしまっていくのです。

 

そんな中、3代目エミール・モーリス・エルメスは馬具製造で培った技術を基にファッション業界へと進出を開始したのです。

1892年には馬鞍を収納するためのバッグ「サック・オータクロア」を制作。

馬具制作の技術もしっかりと生かされたエルメス初のバッグが誕生した瞬間でした。

こちらの「サック・オータクロア」はバーキンの原型となったモデルです。

ちなみに、現在では当たり前に使っている「ファスナー」ですが、実はエルメスが広めたものでファスナーをエルメス様式と呼んでいた時代もありました。

 

 

エルメスの魅力

 

エルメスというブランドの原動力は「職人を非常に大切にする」というところにあります。

そして働く職人たちは「エルメスで働く」ということを何よりも誇りに思っています。

大量生産のこの時代の中で手作業にこだわるのは、職人の技により最高のものを作り続けてきた自信と誇りが歴史を作ってきたということなのでしょう。

エルメスの商品は一人の職人が一つの商品を1から10まで全て手掛けて作ります。

製品において、どこのアトリエで誰が作ったのかが分かるようになっています。

この仕組みによって商品に修理が必要になれば作った職人の手に渡り、作った職人によって修理がされます。

こうすることによって商品を手掛けた職人の愛情が注ぎ込まれ、まるで一点もののような素晴らしい製品が送り出され、なおかつ使う側のユーザーにとっては、エルメスのショップに持っていけば、しっかりと相談にのってくれ、必要に応じてアトリエの職人に確認を入れてくれるという安心感が生まれます。

これは、製品を手掛ける職人とショップを通じて使う側のユーザーとの間に信頼関係が生まれ、品物を大切に長く使うことに繋がっていくのです。

職人からみると「自分が手掛けたものが、お客様に愛されている」と感じることは何よりもの喜びでもあり、さらに良いものを手掛けたいと思うモチベーションに繋がっていくのです。

 

エルメスブランドの製品を見ていくと、目にした皆が同じ思いに至るのが‘古さを感じない‘というところだと思います。

「現行モデル」であっても「昔のモデル」であっても統一してエルメスだとわかるような雰囲気があるのです。

これはエルメスのポリシーである「シンプル」と「実用性」を重視したデザインの特徴にあるといえます。

 

 

 

ケリー

誕生の秘話はあまりにも有名ですので、ご存知の方も多いと思います。

このバッグを有名にしたのが当時ハリウッドの人気女優だったグレース・ケリー。

グレース・ケリーがモナコ王宮を訪ねた際、モナコ公国レーニエ大公に見初められ1956年に結婚をしました。

1956年の「ライフ」誌の表紙に当時妊娠中だったグレース・ケリー王妃がお腹をエルメスの「サックアクロア」で隠す姿が大きく掲載されました。

4代目の社長のローベル・デュマ・エルメスがこの写真を見て掲載写真のバッグを王妃の結婚前の姓「ケリー」に変えることは出来ないかと考えました。

その後、モナコ王室の許可を得てケリーの名前が誕生しました。

ケリーバッグのサイズ

25cm(W25cm×H17cm×D7cm)

28cm(W28cm×H22cm×D10cm)

32cm(W32cm×H23cm×D10.5cm)

35cm(W35cm×H24cm×D12cm)

 

ケリーバッグは外縫いと内縫いの2つのタイプがあります。

一般的に外縫いはフォーマル向き、内縫いはカジュアルなシーンでの利用を考えている方が多いようです。

ケリーバッグはバーキンと同様、人気がとても高いです。

高額買取が期待できるアイテムの1つです。

 

 

バーキン

エルメスブランドの中でもケリーと2分するほどの人気です。

名前の由来はイギリス出身の女性シンガーのジェーン・バーキンです。

「ジェーン・バーキンが使っていたから」ではなく、エルメスの5代目社長のジャン・ルイ・デュマが飛行機で偶然隣に座ったジェーン・バーキンの何でも詰め込んでいるボロボロのバッグを目にし「整理が必要のない、なんでも入れられるバッグをプレゼントさせてほしい」というお願いをして作ったものでした。

エルメス最初のバッグ「オータクロア」を原型にし、ジェーン・バーキンの名前からバーキンと名付けられ、現在でもエルメスブランドを代表する女性の憧れのバックとなったのです。

バーキンのサイズ

25cm(W25cm×H20cm×D13cm)

30cm(W30cm×H22cm×D16cm)

35cm(W35cm×H25cm×D18cm)

40cm(W40cm×H30cm×D21cm)

50cm(W50cm×H33cm×D26cm)

 

日本で良く見かけるバーキンのサイズは25cm、30cm、35cmが多いです。

その中でも特に人気が高いのがバーキン30cmです。

ちなみに30cmは小柄な日本人向けに作られたサイズなのです。

エルメスブランドの中でも特に人気のあるバーキンはカラー・素材によっては入手困難になっています。

そのため買取価格も状態は勿論ですがカラー・素材によって大きく変わります。

バーキンは高額買取が出来るアイテムです。

 

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